ジャニーズ事務所のマスコミへの圧力というか、メディア操作が激しくなり、各方面で波紋を呼んでいます。
「ジャニーズは扱うな」というテレビ局の自主規制に、芸能レポーターの梨元勝さんがブチ切れ。番組を降板するという事件がありました。では、具体的にはジャニーズ事務所の圧力とは何なのでしょうか。その一つに「取材禁止雑誌リスト」というのが存在するといいます。
別名「取材NG雑誌リスト」とは、ジャニーズ事務所のタレントたちが出演しているテレビ番組に対して、もし何らかの取材依頼があったとしても、あらかじめそれを受けてはならないとする雑誌のリストのこと。
ある民放ディレクターの話
「以前は、ジャニーズ関連で取材の申し込みがあった時だけ、先方(ジャニーズ事務所)にお伺いを立てていたのですが、いつの頃からか、内容にかかわらず、この雑誌の取材は受けないでほしいという要請が、名指しで来るようになったと聞いています。あくまで強制ではありませんが、このご時世、ジャニーズの威光に逆らえる局など皆無でしょう」
(引用元:サイゾー)
これはもともと肖像権問題への措置だったとも言われていますが、実際には過去に一度でもジャニーズの批判記事を掲載したことがある雑誌名が並んでいるそうです。具体名を挙げてしまうと、総合誌では、「週刊文春」、「週刊新潮」、「週刊ポスト」、「週刊現代」などなど。女性誌からは、唯一「週刊女性」が入っています。一時はこの雑誌は、徹底的にジャニーズネタで勝負してましたから。他の月刊誌では、「BUBUKA」「実話GON!ナックルズ」「創」「サイゾー」など。
逆に、宣伝効果の高いテレビガイド系のテレビ番組PR誌は、フリーパス。しかし、そこにはあからさまな順列があり、部数の多い「週刊テレビジョン」「TVガイド」は長く時間をさいてもらえるのに対し、他誌は取材時間5分が当たり前だという。
今は人気がガタ落ちのモー娘などは、マスコミの取材や写真の提供など、傲慢な態度で協力しなかったから、各方面で今も叩かれまくっているという話を聞いたことがります。人気があるからといって、威張りすぎると、あとで復讐されないともかぎりませんよね。
確かに、あることないことガセネタばかり乗せている雑誌にも問題はありますが、正直、TV番組の紹介雑誌は、ただただほめちぎっていて、実際の情報が見えないのも事実です。つまり、いいところばかり載せていて、番組を論評したりするページが見当たらないので、ドラマファンとしては、かなり物足りない内容となっていますね。
ジャニーズファンの方たちも、テレビの視聴者も、事務所が考えているほど愚かではないと思います。話題づくりの熱愛報道が多すぎるし、逆にスキャンダルの揉み消しも相当に行われているみたい。そういう情報操作を、敏感にキャッチして、ファンは静かなる反抗をしているのだと思います。『熱愛報道→番組の視聴率アップ』という図式は崩れ、むしろ結果はその逆に。