NHKは10日、俳優の岡田准一さんが主演する来年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の出演者を発表した。ジャニーズ事務所では1993年の「琉球の風」の東山紀之(46)、2004年の「新選組!」の香取慎吾(36)、05年の「義経」の滝沢秀明(31)に続き、4人目の大河主人公。
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今回発表されたのは5人で、官兵衛の最愛の妻・光(てる)役を中谷美紀さん、官兵衛を導く軍師・竹中半兵衛役を谷原章介さん、官兵衛を悩ませる最初の主君・小寺政職(まさもと)役を片岡鶴太郎さん、秀吉の妻・おね役を黒木瞳さん、官兵衛の父・黒田職隆(もとたか)役を柴田恭兵さんが演じる。中谷さんは大河ドラマ初出演となり「本当に緊張しております。先輩方のご指導を仰ぎながら、一年間を通じて、官兵衛さんと愛をはぐくみたい」と意気込み、「ぜひ、録画ではなく、生放送で見てください」と笑顔を見せた。
官兵衛は、戦国時代末期に、織田信長、秀吉、徳川家康から重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた人物で“天才軍師”と称されている。播磨国(現兵庫県)姫路城主の長男として誕生し、22歳で家督を継いで父・職隆と同様に小寺家家老の座についた。
その後、秀吉の軍師となって歴史の表舞台に登場し、天下統一の立役者となった。44歳で家督を息子・長政に譲り、晩年は筑前国(現福岡県)で過ごし、59歳でその生涯を閉じた。脚本は、NHKで「桂ちづる診察日録」(10年)、「陽だまりの樹」(12年)などの時代劇を手がけた前川洋一さんが手がける。
岡田さんは共演者が発表され「大変光栄に思っています。官兵衛は、少年期から晩年期を通じて変化していく役柄。共演者の皆さんに教えていただきながら成長していきたい」と改めて抱負を語った。
番組の制作統括を務める中村高志チーフプロデューサーは今回の出演者について「官兵衛と関わりが深い役どころで、キャストの皆さんは時代劇経験が豊富な方ばかり。ドラマの醍醐味(だいごみ)の芝居の面白さを追求していきたい。岡田さんとぶつかり合って、すばらしいハーモニーを作ってもらえれば」と期待を寄せた。
ドラマは8月中旬にクランクイン予定で、放送は14年1月から。
(引用元:毎日新聞デジタル)
2014年の大河ドラマは「軍師官兵衛」。岡田准一が ... - NHKオンライン