自身のソロ活動を理由に、KAT-TUNツアーへの不参加を発表した赤西仁。一部報道では早くも「赤西KAT-TUN脱退か!?」との文字が躍るなど、前代未聞の出来事に周囲もざわめいている。
(以下引用)
KAT-TUNのツアーは、パート1が5月~6月に国内10都市での「アリーナツアー」、続くパート2が7月16日の東京ドームを皮切りに、タイ・バンコク、韓国・ソウル、京セラドーム大阪、台湾・台北を巡る「WORLD BIG TOUR」と、かなり長期に渡るもの。加えて米ハワイでの公演も調整中で、実現すればさらに規模が大きくなる可能性も。ただ、これらすべてに赤西は参加しないとされている。
ではその間、赤西が何をするかといえば、いまのところ決定しているのは、6月19日、20日にソロ公演『友&仁 USA』を3公演、行うということだけ。「ジャニーズ事務所のアーティストでソロで米国公演を行うのは史上初」とのふれこみだが、会場となるアメリカロサンゼルス・Club Nokiaの収容人数はたった2,300名程度。彼を招集したとされる現地の日本語ケーブルテレビ局「UTB」の雇用ビザを利用して、5月~10月に米国に滞在しながら現地プロモーターから全米クラブツアーのオファーを待つという。
ジャニーズの関連会社「ヤングコミュニケーション」社長によると、今年2月に日生劇場で行われた赤西のソロコンサートを見た米関係者が、「ぜひアメリカで公演を」とオファー。それを受け、赤西は悩んだ末に「挑戦したい」と単独でアメリカへ渡ることを決意したという。
「留学から帰って以降、『またアメリカへ行きたい』とことあるごとに発言し、『オレのやりたいことは海外での方が理解されると思う』と話していた仁ですから、おそらく迷いはなかったはずですよ。この決断を下したのは2月の中旬、ソロコンサートの真っ最中だったようですが、言われてみたらコンサートも後半はかなりゴキゲンでしたしね」(赤西の熱心なファン)
そんな中、赤西の公演を見て「熱烈にオファー」したはずのUTBスタッフMさんのTwitterに、海外公演の発表直前こんな一文が掲載されていたことがファンの間で話題となった。
「今日これから赤西仁さんとお会いしてきます。会話が『BANDAGE』見てないんですよすいません~。位しかない。急いで勉強しなくては」
その後、この一文が削除されたこともあり、ネット上では「スタッフがこんなこと言ってるくらいなんだから、熱烈オファーなんて大ウソじゃん!」とファンもヒートアップ。そこで直接、スタッフMさんへ真偽を問い合せてみた。
「ツイートしたのは確かに私です。が、こちらはUTBといってもUTB映像アカデミーという学校で、今回の公演にはまったく関与していないんです。ハリウッドのUTBは、スタッフが全員、在米のため、日本にいる我々に『本人から、公演に向けてのメッセージを撮ってきてほしい』との依頼があり、簡単な取材を行ってきただけ。これまでにもコロッケさんや、別の芸能人の方がUTBに出演した際は同じようなことがありましたしね。こんな風に大きなニュースになるようなこととは知らなかったので、報道を受けて記事を削除しました。逆にこちらも困惑しているくらいなんですよ......」
と、丁寧に回答してくれたMさん。ケーブルテレビ局・UTBとUTB映像アカデミーは関連会社であるものの、まったくの別会社であり、今回の件に関してはまったく知らなかったとのこと。「こんな風になるなら、はじめから事情を説明してくれれば良かったのに」と戸惑っているのが真相のようだ。
このように、あちこちに騒ぎをまき散らしている赤西のツアー欠席騒動。冠番組『カートゥーンKAT-TUN』(日本テレビ系)も先日終了し、赤西は日本でのすべての仕事を白紙にして米国へと旅立つ。雇用ビザが切れる11月以降の活動はまったく決まっておらず、KAT-TUNへ戻ってくるかどうかも不明。米国でのステージが成功し、オファーが相次げば、そのまま現地で活動を続ける可能性も高いだろう。
何もかもを捨てて逃げ出した前回の「留学」とは異なり、今回の旅立ちが希望に満ちあふれたものになることを信じたいが......。
(引用元:エキサイトニュース)