錦戸亮がパティシエ侍 映画初出演で初主演

NEWS、関ジャニ∞錦戸亮(25)が今夏公開の「ちょんまげぷりん」(中村義洋監督)で、映画初出演で初主演を飾ることになった。

(以下引用)
180年前の江戸から現代にタイムスリップした侍が人気パティシエになるという奇想天外な物語で、錦戸はちょんまげの主人公・木島安兵衛を演じる。昨年12月から専門学校で猛特訓してきたというお菓子作りの腕前を披露する。

 「ラスト・フレンズ」「流星の絆」などのドラマで俳優としても高い評価を得てきた錦戸。満を持してのスクリーンデビュー作は、ケーキナイフを持った江戸侍だった。

 謎の地蔵のパワーで現代にタイムスリップした安兵衛は、シングルマザーの遊佐ひろ子(ともさかりえ)とその6歳の息子・友也(鈴木福)に出会い、友也のためにプリンを作ったのをきっかけにお菓子作りに目覚める。原作は元新聞記者の荒木源さんの「ふしぎの国の安兵衛」(5日に「ちょんまげぷりん」と改題した文庫が発売)。メガホンは「ゴールデンスランバー」が公開されたばかりの売れっ子中村氏が執る。

 今月6日のクランクインを前に、錦戸は約2か月間、お菓子作りと侍の所作のけいこに励んできた。お菓子は東京・国立のエコール辻東京で修業を積み、プリンだけでなく、ショートケーキミルフィーユ、ガトーショコラ、モンブランなどを吹き替えなしで作れるまでに成長。「甘い物は好きじゃなかったけど自分で作ったのはおいしい。誰かに作ってと言われたら作りますよ」とすっかりパティシエの風格を漂わせる。

 また98年のドラマデビュー作以来の侍役は8種類のカツラ表現。侍の歩き方や、ケーキナイフを使った殺陣など時代劇のけいこもみっちり積んできた。「日本人らしさを表現したい。見てもらえた方にいいなあと思ってもらえたら」とはやる気持ちを抑えきれない。

 3年前からこの作品を構想してきたという中村監督は「錦戸の底力をフィルムに映したい。精かんだけど甘いところもある不思議な男」。ともさかは「錦戸さん、鈴木福くんと3人の芝居が多いのですが、ちぐはぐなかわいさを出せれば」と話している。