ジャニーズ事務所に就職希望者が殺到

10社以上の関連会社をもつ芸能界の巨艦・ジャニーズ事務所。「ジャニーズに入りたい!」という少年たちや、息子をジャニーズに入れたがるママさんたちも多いが(記事参照)、きらびやかな世界を演出する憧れの芸能事務所ということから、事務所自体への就職希望者も後を絶たない。

そのほとんどがジャニーズファンであり、志望動機も「タレントに会いたい!」という単純かつ熱意にあふれたものが多いという。ファンなら、多少労働条件が悪くても文句も言わず働いてくれそうなのだが、一部に根強く流れているのが、「ジャニーズ事務所はファンを採用しない」という噂。ファンクラブに入っていたり、番組協力に参加した過去があると判明した時点で、採用枠からはじかれるという。 

果して本当なのだろうか?
「事務所はわかりませんが、関連会社はそんなに厳しくないと思います。私はジャニーズファンで、関連会社のジャニーズ出版に応募したのですが、書類選考通りましたし。面接会場にもファンは多かったです。同じジャニーズファンの友達もチケット販売を担当するヤングコミュニケーションを受けたんですが、面接まで進んでました。ただ、そこで『コンサートに行ったことあるか』『ファンクラブに入っているか』と聞かれたとか。この答えが採用に関係するのかどうかわかりませんが、結果は不採用でした」(昨年の就職活動経験者)

ジャニーズタレントに会いたいのなら、マネージャーになるのが一番の近道。だが、現在女性でマネージャー業についているのはSMAPのチーフマネージャーのみ。タレントと恋仲になるのを防ぐ目的のほか、大勢の女性ファンからタレントを守るという使命を帯びている以上、女性マネージャーでは限界があるのかもしれない。実際、マネージャー職に応募経験がある男性に聞いてみると、面接会場にいたのは男性ばかりだったという。

関連会社で一番簡単に入れるのは、公式グッズを販売しているジャニーズショップ。最初はアルバイトからスタートして、3年ぐらいで正社員への登用があるという。が、ここでタレントに会える可能性は皆無。新発売のグッズをいちはやく拝めるのが特典といえば特典。

現在、公式サイトではマネージャー、コンサートマネージメント、チケットシステム管理、会場運営スタッフなどの業務で採用情報を公開している。ジャニーズファンが多く訪問する公式サイトに情報を掲載している以上、ファンの応募も視野に入れているはず。ちなみに噂では、初任給は20万円前後だとか。マネージャーは7月26日が応募〆切、そのほかは毎月20日が応募〆切なので、ジャニーズ事務所の裏側をのぞいてみたい方は、ひとつ応募してみてはいかが?
(引用元:サイゾー)