エド・はるみのマラソン完走で感動的なフィナーレを迎えた24時間テレビ。
しかしその裏ではメインパーソナリティを務めた嵐のファンとスタッフがあわや乱闘寸前というハプニングが起きていた。
週刊現代が報じた大野智大麻疑惑への説明を求めるファンが24時間テレビの放送内で「抗議のテロ」を決行するという不穏な情報に警戒を強めるスタッフと嵐のファンの間に起きたトラブルの一部始終。
「チベットの独立を求めてチベットの国旗を沿道に掲げようとするグループや福田総理の退陣を求めて旗を掲げようとする集団が。なんとか制止しましたが不穏な空気が流れていました。」(警備スタッフ)
そんな中、警備スタッフの間で最も不安視されていたのが嵐のファンの暴動。
週刊現代で報じられた大麻疑惑についてはっきりとした説明をしない大野智に対する抗議行動を24時間テレビを利用して行うとの情報が流れ、「なにが起きても不思議ではない」と警戒を強めていたという。
エド・はるみが武道館まで間近に迫って来たため、走路に人が飛び出さないように鉄柵を並べていた時のこと。スタッフのひとりが突然「ここにいる人間を排除して中に入れさせるな」との声を荒げた。
どうやら武道館のそばの自動販売機付近にいた人をどけたかったようだが
「排除なんて普段使わない。完全に邪魔者扱いですよね。ほとんどの人が嵐のファンでしたからね。
この声に相当ムカついたファンも多かったはずですよ」(別の警備スタッフ)
中には「なんだあいつは!」「イヤだ!」と絶叫して抵抗する者も。
「排除しろ」と言ったスタッフが静かにして騒動が収まるのを待ったために「なんとか最悪の事態は避けられた。口論がエスカレートしていたらヤバかったかもしれません」
ハプニングを警戒した主催側は一般の募金客にも両手の手のひらを差し出させて、お金以外のものを持ち込ませないよう厳重チェック。いかに「抗議のテロ」を警戒していたかがわかります。
「排除」とは言葉がキツ過ぎます。その場にいたファンもよく思いとどまりました。大きなトラブルなしに終えられて良かったです。