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2010年公開の映画を対象とした「第84回キネマ旬報」個人賞で、生田斗真が新人男優賞に輝いた。
(以下引用)
映画ファンから絶大な信頼を受け、国内の映画界でもずば抜けた権威を持つこの賞、現役のジャニーズタレントが受賞するのはこれが初めての快挙。よほど嬉しかったのだろうか、本人も公式サイト「Johnny's Web」の連載「生田斗真の部屋」で喜びを爆発させている。
受賞について触れられているのは12日付の記事。「映画一年生として最高のスタートを切ることができました。みんな本当にありがとう」というお礼の言葉と共に語られたのは、自身とファンに向けてのこんな正直な"思い"だった。
「自分自身、ジャニーズ事務所では前例のない立場でここまでやってきて、みんな『生田の位置って一体どこなの?』ってなんかフワフワ宙ぶらりんな気持ちになった事もあると思うし、実際今でもそうなのかもしれないけど...」
「こうして本物の映画人に認めてもらって形として残るものを頂くとさ、なんか少しだけ......みんな胸を張れるかな?って思ったりしたよ。そういった意味でも本当に意味のある賞を頂いたと思ってます」
CDデビューを果たしてこそ一人前......とされるジャニーズ事務所において「演技一筋で突き進む」俳優として"新境地"を切り開いてきた生田。普段、本人はあまり口にしないが、前例のない道を歩む事に対する不安や戸惑いは常につきまとってきたのだろう。
10年は映画『人間失格』『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』と3本の映画すべてに主役級のポジションで出演。さらに、ロッテ「ACUO/ACUO POWDER」、日清食品「日清焼そばU.F.O.」、スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーXIV」、トヨタ自動車「Vitz」と4本の大型CMキャラクターに選ばれるなど活躍の幅を一気に広げた。現在は、2月より上演の舞台ミシマダブル『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』に向けて稽古に励む日々だ。
演出の鬼・蜷川幸雄と大先輩である東山紀之、腕のある俳優陣に囲まれ
「失うものは何もないという精神でひたすら台詞をぶちまけてます」
と体当たりで稽古に打ち込んでいることを明かした生田。今年の年末年始は、「ヒットラーの事を深く知るため」イギリスとドイツに渡り、芝居を観劇したり各地を巡るなど様々な経験を重ねてきたという。そんな彼がこの舞台でどんな演技を見せてくれるのか......。道なき道を歩んできた俳優・生田斗真のさらなる前進に期待したい。
(引用元:インフォシーク)