人気デュオ「タッキー＆翼」の滝沢秀明（２８）が３日、元日開幕した主演舞台「新春滝沢革命」を報道陣に公開。
（以下引用）
会場である東京・日比谷の帝国劇場１００周年を祝う演出や、大量の水が押し寄せる中での激しい殺陣など、３年目の革命的進化を披露した。親交のある女優森光子（９０）の祝福も受け、滝沢は「大先輩が築いた時間を次の世代につなげたい」と決意を新たにした。
帝劇開場１００周年記念公演と銘打たれた新春滝沢革命。開演前、鏡開きに臨んだ滝沢は「数々の大先輩が築き上げた時間を、次の世代につなげていくのが僕らの役割」ときっぱり。その言葉通り、冒頭で歴史を振り返るスペシャル映像が流れただけでなく、ストーリー自体にも仕掛けが用意されていた。
竜宮城でもらった玉手箱によって、ヨボヨボの白髪の老人になってしまった滝沢と弟役の中山優馬（１６）。もう一度箱を開けると、帝劇がオープンした１９１１年にタイムスリップ。舞台上に映し出された旧・帝劇の中では、げたをはいてのタップダンスなど、日本の芸能史へのリスペクトを込めた演出が華やかに披露された。
カーテンコールでは、昨年共演も果たした森光子からこの日の朝届いたという祝福の手紙を読み上げた。「帝劇開場１００周年の第一歩を務めるタッキーさん、えらい！ みなさん、今年もいい年にしましょうね」。「放浪記」などで帝劇を支えてきた大女優の激励。滝沢は「森さんの言うように、２０１１年もいい年にしたい」と感激もひとしおの様子だった。
２００９年の初演以来最大となる１５トンの水を使い、舞台後方から滝が押し寄せるクライマックスシーンも大成功。ファンの間でおなじみの“滝汁”をまき散らしながら、１２分間の殺陣を繰り広げた。
滝沢は「一歩間違えたら大けがにつながる演出。楽しく、気合を入れてやってます」とさらり。１０秒間で３トンという水圧も座長の重圧もはね返し、「お客さまのワクワクした顔を見ると、お正月を感じますね」と１００周年にふさわしい笑顔をはじけさせた。
★最年少座長 滝沢超えは優馬？
弟役の中山について、滝沢は「次の世代の座長を務める人だと思っている」と絶賛。滝沢は２１歳で帝劇、２４歳で東京・新橋演舞場と数々の劇場で最年少座長として活躍してきた。“タッキー超え”も期待されるが、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は「そのときは滝沢に演出させたらいい」と仰天プランを提案。実現すれば、昨年「滝沢歌舞伎」で演出家デビューを果たした滝沢の手腕に注目が集まることになる。
★錦織 悪ノリ
特別出演の少年隊錦織一清（４５）は、「結婚したことも別れたこともない錦織です」というアドリブで笑いを巻き起こした。昨年、少年隊の東山紀之（４４）が女優木村佳乃（３４）と結婚し、植草克秀（４４）が離婚したことに悪ノリした形だ。
結婚はまだまだ先と思われる滝沢は、開演前の取材で恋愛について聞かれると「ちょいちょい革命していきたい」とやや前向きな回答。中山は「まだちょっと早いかな…」と苦笑いしていた。
（引用元：中日スポーツ）
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