山下智久 香港公演4000人が熱狂 メル友・長友に刺激された

ソロで初のアジアツアー「Super good Super bad」を29日にスタートさせたNEWSの山下智久(25)が、30日に香港のハイテック・スターホールでコンサートを開催。
(以下引用)
サッカーアジア杯で優勝した日本代表の長友佑都選手(24)は明治大学の1つ下の後輩で、プライベートでも交流のある間柄とあって「勇気づけられます。僕も日本のアイドルとしてお客さんを楽しませたい」と、アジアの頂点を目指すことを誓った。

 公演前に取材に応じた山下によると、長友選手とは昨年、明大サッカー部の知人を通じて知り合った。「何度か食事したし、たまにメールもします。気さくで、すごくいい人ですよ」。決勝はコンサートの後にホテルで観戦。長友選手のアシストで李忠成選手(25)のゴールが決まった瞬間は「うおーっと叫んでしまいました」。

 分野は違えど、友人の活躍に触発された。「日本全体が元気になるし勇気づけられる。僕は僕のやるべきことをやって世界との距離を縮めたい。日本のアイドルってどんなんだ? と思われるので楽しいと思ってもらえるよう頑張りたい」

 27日の香港入りの際は空港にファン約3000人が詰めかけた。「ヤマピー」コールの中、ステージに登場した山下が「ダイガホー(こんにちは)」と広東語と英語を交えてあいさつすると、会場全体から絶叫に近い歓声が飛び、ファンがわれ先にと前方に押し寄せた。日本から持ち込んだセットは10トントラック10台分。クレーンで上昇するステージや、レーザーと炎を使った派手な演出、殺陣や太鼓など和のテイストを取り入れた全25曲のパフォーマンスで約4000人の観客を魅了した。

 香港のファンは「Loveless」を日本語で大合唱し、2月11日公開の主演映画「あしたのジョー」を意識して「ジョー!」と声援を送るほどの熱狂ぶり。山下はトークの最中にファンから似顔絵を描いたスケッチブックを手渡されると、「うれしいです」とその場でサインを書き加えてプレゼント。ものまねをリクエストされてマイケル・ジャクソンのダンスを披露したりとノリノリだった。

 ツアーは香港、台湾、韓国・ソウル、タイ・バンコクと日本の5つの国と地域を回る全30公演で約26万5000人を動員するが、山下は「世界中に行ってみたい」。日本発アジア経由で世界に通用するアイドルを目指す。
(引用元:中日スポーツ)
山P単独公演 香港から旋風スタート 朝日新聞