マッチ最優秀歌唱賞!ジャニーズ20年ぶりレコ大!

年末恒例の第52回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)の各賞が19日発表され、最優秀歌唱賞に近藤真彦(46)が選ばれた。ジャニーズ事務所の所属タレントは90年を最後にレコ大とは距離を置いてきた経緯があり、20年ぶりの受賞となる。

 最優秀歌唱賞の対象は2月発売のシングル「心 ざんばら」(作詞川内康範氏、作曲H<L=ハル)の歌唱に対して。大切な人の死に直面した男性の気持ちを歌い込んだ。審査委員会では「楽曲をもっとも的確に表現し、さらに高めた」として評価された。

 デビュー30周年で精力的に活動してきたマッチは、1年の最後に記念曲で新たな勲章を得た格好。「20年あまり経てやっと自信ができて歌わせていただいた曲。24日の母の命日にも胸を張って報告できます」と直筆コメントを寄せた。

 もともとレコ大とはかかわりが深く、81年に最優秀新人賞、87年には「愚か者」で大賞を受賞。「あぁ、グッと」を歌唱した88年以来、22年ぶりの出演となる。その後は、母親の遺骨盗難事件に加え、賞レースからの辞退を迫られた脅迫事件も起きていた。

 ジャニーズ事務所所属タレントでは90年、「忍者」の最優秀新人賞受賞が最後。翌年からは新人も中堅も賞レースの候補になることを避けてきた。06年にはSMAPが「世界に一つだけの花」で200万枚超セールスを挙げ、大賞の有力候補になったが、選考段階から辞退。「歌詞の中にあるように“No・1”を目指すよりは“Only one”を大切に歌ってきた。そのメッセージを貫きたい」として断った。

 今回はノミネート時点で拒否することなく、賞も受ける。ジャニーズ事務所は「近藤が出演するのはレコ大とのかかわりがあったため」と説明。今後、他のタレントについても“賞レース解禁”とするのか注目されるが「(所属の)グループ同士で争いをさせるのはしのびないので、これまで通り出演することはありません」と説明した。

 ≪星野哲郎さんに特別功労賞も≫91年の大賞受賞曲「北の大地」(歌・北島三郎)などを作詞した星野哲郎さんに、特別功労賞が授与されることも決まった。一方、この日発表された優秀作品賞10曲から大賞が、新人賞4組から最優秀新人賞が、それぞれ12月30日に決まる。TBSが午後6時半から生放送する。(引用元:スポニチ)

日本レコード大賞:最優秀歌唱賞にマッチ 毎日新聞

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