SMAP・草なぎ剛の全裸事件以降、揺れに揺れてきたジャニーズ内部。そんなジャニーズに、もしかしたらさらなる激震が走る可能性があるのだという。
ジャニーズの新女帝の藤島ジュリー景子が、なんと離婚するかもしれないという。ジュリーは、メリー喜多川とジャニー喜多川の姉弟にとっては唯一の家族であり、ジャニーズ事務所の後継者。現在は事務所の代表取締役副社長を務めている。
ジャニーズ内部で、血縁者であることは大きな意味がある。
「ジャニーズにおいてこのファミリーだけは特別で、社員との関係は、たとえ取締役であろうとも、王様と家来ほどの違いがある。ジャニーズ事務所は、美少年を原石から発掘し、スターに育てることにかけては天才であるジャニー氏、そしてマスコミをコントロールし、マネージメントに長けたメリー氏の両輪が原動力となって、今日の隆盛を導いた。独身を貫き、子供を持たないジャニー氏にとって血を分けた家族が、姉のメリーと姪のジュリー、そしてもうひとり、5年前にジュリー氏が結婚してもうけた女児です」と、ジャニーズに詳しい芸能関係者。
ジュリーは現在、SMAPを除くほとんどの人気グループをコントロールしている。表で実権を握っているのはジュリーと考えていいだろう。手がけるタレントについては、「私がしっかりしてればなんとかなります」が口癖なのだという。
しかし、そのセンスはジャニーには遠く及ばないとの意見も。
「こっちが提案したアイデアも、ジャニーさんならば、パパッとイメージが湧いて理解してくれるのですが、ジュリーさんは必ず『1日待ってください』という」と、テレビ関係者。
ちなみにジュリーは幼少時代はアメリカンスクールに通い、高校はスイスに留学、上智大学比較文化学科に進学した才女。芸能人として活動していた時期もあり、越智はるみの芸名でたのきんトリオが出演していたときの『3年B組金八先生』に出演してのだという。
大学卒業後はフジテレビに入社。秘書課に配属された。そして退社後に、スタイリストとしてジャニーズ事務所で働き始めた。薬師丸ひろ子とは親友で、彼女のスタイリストを務めたこともあるのだという。
一時期は少年隊の東山紀之と結婚し、将来はふたりで事務所を継ぐと報道がされたこともあった。
「ヒガシにずっとゾッコンだったのはジュリー。しかしヒガシは南野陽子、内山理名、深田恭子など数々の女優と浮名を流して、結局ジュリーを振ったかたちになった」と、女性週刊誌デスク。
結局その後ジュリーは、小さな広告代理店を営む一般人男性のT氏と結婚。そして2006年にT氏はジャニーズの関連会社であるジェイ・ストームと、アートバンクにそれぞれ取締役と代表取締役に就いた。
ところがT氏はなぜか、昨年12月にジェイ・ストームを辞任し、今年5月にはアートバンクも辞任しているのだという。いったい何があったのだろうか?
「T氏は結婚後すぐに、高級外車やクルーザーを買うなど放蕩三昧の生活だったようで、ジャニーズの跡目にはふさわしくないとジャニーさん、メリーさんの逆鱗に触れた。ただ、メリーさんはいま孫が生きがいなので、その子のためにも離婚だけは避け、とりあえず役員から外すことで冷却期間を置くことにしたというのが真相のようです」と、テレビ局制作社員が語る。
ジャニーズ側はこの件について、プライバシーに関することなので答えられないとしている。はたして、このことがジャニーズ内部のさらなる激震へとつながるのだろうか……!?
(引用元:週刊文春)