嵐・櫻井翔主演のドラマ『家族ゲーム』(フジテレビ系)が、6月19日に最終回を迎えた。同作で櫻井は、かつて映画で松田優作が演じたこともある破天荒な家庭教師役に挑戦。櫻井が新たな一面を見せると共に順調に数字を維持し、最終回は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。視聴率でも無事に好成績を残した同作だが、ドラマは思わぬところにまで“経済効果”を生み出していた。
(以下引用)
人気作のリメイクとあって、放送前からすでに注目を集めていた『家族ゲーム』。放送が進むにつれて櫻井の“怪演”は視聴者を惹きつけ、前評判を越える称賛の声が上がった。そんな中、ドラマが佳境となった第9話のラストシーンに登場したアイテムまでもが、嵐ファンの間で話題となったのだ。櫻井が首にかけていた、黒にグリーンのラインが入ったヘッドホンが「櫻井の私物ではないか」というウワサが流れ、ファンの関心を呼んだという。
「私物説が出たのは、とある嵐ファンの人の『衣装協力にヘッドフォンメーカーの掲載がなかったので、恐らく私物なのでは?』という書き込みがきっかけだったようです。それからファンによる機種の解明が始まり、2010年11月に販売開始された『オーディオテクニカ』のポータブルヘッドホンであることが判明しました。ネットでは1,000円前後と安価で販売されていたことから購入者が続出し、一時はAmazonのカテゴリ別ランキングで1位になったほど売れたようです」(ジャニーズに詳しい記者)
ところが、『家族ゲーム』の演出を務めた佐藤祐市氏にファンがTwitterで質問をしたところ、「そんな、翔くんの私物を使うなんて事、有るわけ無いですよ。ちゃんと美術スタッフが用意した物です」との返答が。結局は櫻井の私物ではなかったわけだが、それでも“櫻井が身に着けていたものを入手したい”というのがファンの心理なのだろう。販売元のオーディオテクニカには、類を見ない多大な影響があったという。同社の関係者が語る。
「ドラマの放送後に、櫻井さんが使用したヘッドホンについての問い合わせが殺到したんです。その機種は元々そんなに売れている機種じゃなかったのに、『家族ゲーム』の余波で在庫がなくなってしまったほど。異例のバカ売れに、『CMを打つより効果があった』と、社内の人間は喜んでいますよ。購入希望で電話を掛けてきたファンの方は『ファンには必須アイテムなんです!』と言っていた人もいたそうです」
(引用元:サイゾーウーマン)