大野“余命3カ月”役に真摯に向き合う「今日の日はさようなら」

嵐の大野智(32)が日本テレビ系「24時間テレビ36 愛は地球を救う」(8月24・25日放送)のドラマスペシャルに初主演することが17日、分かった。
(以下引用)
タイトルは「今日の日はさようなら」(24日夜放送予定)。大野は29歳で突然、がんに侵される青年・耕太という難役に挑む。

 ドラマは、悪性リンパ腫という血液のがんに一度は打ち勝ちながら再発、余命3カ月の宣告を受ける耕太の人生を克明に描いていく。大野は「『ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ』という難しいテーマに、真摯(しんし)に向き合っていきたい。僕も耕太とじっくり向き合って、耕太の“強い意思”をしっかり演じきりたいと思います」とコメントした。

 嵐のメンバーが24時間テレビドラマで主演を務めたのは大野で3人目。過去には2008年に松本潤(29)が「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」、昨年に二宮和也(30)が「車イスで僕は空を飛ぶ」で主演している。また、大野のドラマ主演は昨年4月期放送のフジテレビ系「鍵のかかった部屋」以来となった。
(引用元:デイリースポーツ)

8月24日(土)から25日(日)にかけて放送される『24時間テレビ36 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務める人気アイドルグループ・嵐の大野智が、同番組内で放送されるドラマスペシャル『今日の日はさようなら』に主演することが分かった。
(以下引用)
29歳で悪性リンパ腫という血液のガンに侵される青年を演じる大野は「今回僕が演じるごく普通の青年、耕太はガンを宣告され命の期限を知ります。“ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ”という難しいテーマに、真摯に向き合っていきたいと思います。また、僕も耕太とじっくり向き合って、耕太の"強い意思"をしっかり演じきりたいと思います。皆さん、是非ご覧下さい」と、難役に挑む意気込みを語った。

 田舎に生まれ育ち、特にこれといった取り柄もなく、大学を中退し、いくつか職を変えてきた29歳の耕太。すべてが中途半端な人生と思っていた彼に、ようやく“料理”という将来の夢が見つかった。そんな矢先に発覚した病気は、悪性リンパ腫。つらい闘病生活を経ていったんはガンに打ち勝つものの、やがて再発。3ヶ月の余命宣告を受けた耕太は、病気が発覚してから死ぬまでの約2年間の人生を通じて、若くして理不尽な運命にさらされながらも、死をみつめながらちゃんと死んでいこうと決意する。残された時間で何ができるのか。大切な人に対して、やり残したことがある……。人が生き、人が死ぬとはどういうことか。悲しみや恐怖を感じながらもどう向き合い、生きるのか。ドラマでは、彼の死の瞬間までを、克明に描いていく。

 本作は、連続ドラマ「妖怪人間ベム」や「泣くな、はらちゃん」で「人間とは?」という深遠なテーマを切ない上質なエンターテイメントに仕立て上げたスタッフ陣が集結。また、脚本は「フリーター、家を買う。」「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」を手掛けた橋部敦子が、24時間テレビドラマを初めて手がける。河野英裕プロデューサーは「現在の日本において約3人に1人がガンで亡くなっています。ガンは誰もが自分自身や家族に突然起こりうる“日常”の出来事です。これは、そんな“日常”に直面した普通の青年の物語です。青年はガンと闘い、死をみつめながら、ちゃんと生きて、ちゃんと死んでいきます。生と死の狭間で悲しみ、孤独に向き合い、どう前に進んでいくか? 普通の生活に横たわる死の中で、どう生きてゆくか? そんな希望の物語です。また、ガンを考えることは日本そのものを考えることになる、と思っています。ガンという病気に対してどう向き合うかは、その人、その家族、そのコミュニティ、全てに関わってくることだからです。スタッフ、キャスト全員で、見てくださる方に少しでも何かが残せるようなドラマをお届けできるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」と、本作に込めた思いを語った。

 原作は、悪性リンパ腫のために亡くなった息子の闘病の様子を、息子本人の日記と母親の日記を中心に描いた記録である幸和也の「大空への旅立ち がんと闘いながらも夢見ていた未来」。大野にとって「怪物くん」以来の日本テレビのドラマ主演となり、24時間テレビドラマスペシャルで嵐のメンバーが主演を務めるのは、2008年の松本潤「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」、2012年の二宮和也「車イスで僕は空を飛ぶ」に続く3人目となる。

■『24時間テレビ36 愛は地球を救う』
2013年8月24日(土)~25日(日)生放送(日本テレビ系)

■24時間テレビドラマスペシャル『今日の日はさようなら』
【出演】大野智(嵐) ほか
【原作】「大空への旅立ち がんと闘いながらも夢見ていた未来」幸和也(文芸社)
【脚本】橋部敦子
【演出】菅原伸太郎
【プロデューサー】河野英裕、大倉寛子
(引用元:テレビドガッチ)