今年で36年目となる日本テレビ系「24時間テレビ36 愛は地球を救う」(8月24、25日)の制作発表会見が25日、東京・汐留で行われた。メーンパーソナリティーを務める「嵐」の松本潤(29)は「日本」に焦点を当てた今年のテーマにちなみ、「富士山に登りたい」と、22日に世界遺産に登録されたばかりの日本のシンボルとのコラボに意欲を見せた。
(以下引用)
今年のテーマは「ニッポンって…? ~この国のかたち~」。毎年、テーマに沿ったチャリティー企画として、メーンパーソナリティーそれぞれが日本全国を駆けめぐり、ハンディキャップを負いながらも夢に突き進む人を応援したり、深刻な社会問題をリポートしてきた。今年の企画の詳細は、現在調整中だが、史上初めて2年連続の大役に抜てきされた5人は、思い思いに「日本」に対する夢を語った。
松本は、22日に世界遺産登録されたばかりの富士山を引き合いに出し「日本の自然や豊かな景色が残っている場所。せっかく明るいニュースがあるときなので、なにかあればいいな」と、日本の象徴とも呼ぶべき名峰との“競演”へ意欲をみせた。
メンバー全員、富士登山は未経験。小学校のときに5合目まで車で上ったという松本は「たとえ(チャリティー企画で)実現できなくても、登ってみたいですね。(番組企画の)ダーツの旅で行けたらいいな」と胸を弾ませた。
二宮和也(30)は、巨人などで活躍し今年5月に国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏(39)に「会ってみたい」とラブコール。小学生のときに東京ドームで松井氏から練習中のボールを偶然受け取ったというエピソードを明かし「外野席に投げてくれた。『この子、スターになるだろうな』と思ってくれたのかな」と運命的なものを感じている。
同じく国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(77)も2011年の「24時間―」で、徳光和夫さん(72)がチャリティーマラソンに挑戦した際のスターターとしてサプライズ出演しており、松井氏の電撃出演があるかもしれない。
◆チャリティーマラソン
今年の走者となった「森三中」の大島美幸(33)は、トレーニングの真っ最中で、坂本雄次トレーナーも「すこぶる順調」と太鼓判。これまでの女性ランナーで最も重い88.4キロの体重が問題視されていたが、この日の公開体重測定では9.2キロ減の79.2キロに。無事にゴールできた際のご褒美として大島は「白飯とバターとしょうゆがあればいい」と話した。
◆総合司会など
この日の会見は、テレビ中継と並行して行われ、総合司会をフリーの羽鳥慎一アナ(42)と同局の桝太一アナ(31)が、チャリティー・パーソナリティーを女優の上戸彩(27)が務めることも発表された。男性2人の総合司会は80年のタレントの萩本欽一(72)と徳光さんのタッグ以来33年ぶり。初の抜てきとなった桝アナが「涙もろい羽鳥さんのフォローをすることが目標」と話すと、上戸も「私も涙もろいので、羽鳥さんとキャラがかぶりそう」と心配していた。
◆24時間テレビ
東京・北の丸公園の日本武道館をメーン会場に、8月24日の午後6時半から25日の午後8時54分まで生放送。開局60周年記念の今年は「日本」をテーマにした大型企画が検討されている。その他には恒例の「高校生ダンス甲子園」や「日本列島ダーツの旅」など。ドラマスペシャルは大野が末期がんで余命宣告をされた青年を演じる「今日の日はさようなら」。
(引用元:スポーツ報知)