『カワサキ・キッド』東山紀之著 “ヒガシ”の作られ方

女優の木村佳乃との交際が順調な少年隊の東山紀之。いよいよ結婚!?とも噂される中、自身の過去を振り返るエッセーを出版。
少年隊の東山紀之が半生を語るエッセイ「カワサキ・キッド」が、朝日新聞出版から6月発売!東山紀之が半生を語るエッセイ。貧しくも懸命に生きていたあのころ。川崎での少年時代が「ヒガシ」をつくった。初めて語るおいたち、ジャニーズでの生活、運命の出会いと別れ、30年ぶりの故郷再訪フォトドキュメント、そしていま帰る場所は・・・。懐かしく、ちょっぴりせつなく、心あたたまるモノローグ。秘話満載。

(以下引用)
「ヒガシと言えば森光子でしょ!」と、ワイドショーさながらの好奇心から読み始めるも、内容の濃さにすっかりハマってしまった。

 幼い頃の苦労した話。3歳のときに両親が離婚。当時、公害もひどかった川崎の小さなアパートに家族3人で暮らしていたこと。母の再婚相手の暴力や、母の多額の借金を肩代わりした話など、今まで語られることのなかったエピソードが赤裸々に語られている。もちろん、森光子さんとの思い出やジャニーさんとの出会い、ジャニーズ事務所のことなどの芸能情報もあり、ミーハー心も十分満たされる。

 また、20年以上『一日腹筋1000回、1カ月で100キロ走る』というルールを自らに課し、一日たりとも欠かしたことがないそうだ。「風邪をひこうが、海外に行こうが関係ない」。…絶句。デビューして2年後、多忙のために円形脱毛症になるなど、体調を壊したことがきっかけで始めたそうなのだが、想像以上のストイックさに言葉をなくす。
(引用元:47NEWS)