生田斗真&吉高由里子が映画「僕等がいた」主演に

コミックの累計発行部数が1000万部を突破した小畑友紀の同名コミックを映画化する「僕等がいた」の主要キャストが決定し、生田斗真が矢野元晴役を、吉高由里子が高橋七美役を演じることが発表された。
(以下引用)
 「僕等がいた」は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながた心に暗い影を持つ青年・矢野(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作を製作し、連続公開する。

 「人間失格」や「ハナミズキ」など映画作品に数多く出演し、今冬には主演作「源氏物語 千年の謎」も控える生田。

 「こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを、自分が演じさせてもらう事に恐縮していますが、精一杯“矢野”という人物に息を吹き込みたいと思っています。学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います」と述べた。

 同じく映画出演の続く吉高も「今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、愛されてきた素敵な漫画だと思います。そして、これからも残る作品として、原作ファンの方を裏切らないように、恥ずかしくないように、気持ちをかばう照れをなくして尽力したいです」と意気込みを見せている。

 また、矢野の幼なじみで七美の相談役になる竹内匡史を高岡蒼甫が、七美の同級生で矢野の“心の影”の理由を知る山本有里を本仮屋ユイカが演じることも合わせて発表された。

 監督を務める三木孝浩氏は「誰もが一度は夢見る、全てを捧げてもいいと思える恋愛の一瞬を、多くのファンがドキドキしながら見守ってきたこの一大恋愛叙事詩の結末を、僕自身も楽しみにしながら、全力で映画化したいと思います」とコメント。

 撮影は今年5月から北海道・釧路などで行われ、2011年春に東宝とアスミック・エースの共同配給で前後篇が連続公開される。
(引用元:読売新聞)