人気アイドルグループKis-My-Ft2の千賀健永が、第17回日本ホラー小説大賞長編賞に輝いた若手ホラー作家・法条遥のデビュー作を映画化した『バイロケーション』で映画初出演を果たすことが明らかになった。
(以下引用)
千賀は、もう一人の自分“バイロケーション”に命を脅かされ、自分たちを守るために「“バイロケーション”の会」に所属する大学生・御手洗巧役で一人二役を演じる。
本作は、19世紀初頭から世界各国でその存在が語られ、実際に研究がされている怪奇現象“バイロケーション”(通称バイロケ)を題材に、自分と同じ姿形や個性を持った異物“バイロケ”が自分の人生に侵食してくる恐怖を描いたサスペンスホラー。極限状態の中で、そんなもう一人の自分に命を狙われる主人公・高村忍を水川あさみが演じている。
今回の決定に千賀は「いろんな雑誌で次にしてみたいお仕事は何ですかと聞かれたときに、映画とずっと言っていたので、映画が決まったと報告を受けたときは本当にうれしかったです」と素直な喜びを表現。「初めての映画で少し緊張と不安はありましたが、共演の役者さんも皆優しく、芝居で分からないことがあれば教えていただいたりとすごく充実した撮影期間でした」と映画初出演の手応えを語った。
さらにこのたび、千賀とは今年1月~3月に放送された稲垣吾郎主演のドラマ「心療中 in the Room」でも共演していたジャニーズJr.・高田翔の出演が併せて発表。同じジャニーズの後輩との共演に、千賀は「高田とは今まで仕事でも、プライベートでもあんまり絡みはなかったんですが、今回の映画で仲良くなり、撮影が一緒の日は高田とご飯食べたりしていました」と撮影の裏話を明かした。
本作のメガホンを取る『リアル鬼ごっこ』シリーズの安里麻里監督は、そんな千賀について「とにもかくにも芝居に真摯(しんし)に臨む姿が印象的でした。多忙なアイドル業を抱えているにもかかわらず、それを感じさせない集中力でした。撮影時は高所でワイヤーにつられるアクションなどもありましたが、千賀さんの持つ身体能力の高さで平然とやってみせてくれて、本当にうれしかったです」と役者としての才能を絶賛。同じKis-My-Ft2のメンバー・玉森裕太や藤ヶ谷太輔のように主演を張る日も近いかもしれない。(引用元:シネマトゥデイ )
映画『バイロケーション』は2014年1月18日より全国公開