今年でデビュー30周年を迎えたマッチこと、近藤真彦。『ベストヒット歌謡祭2010』(日本テレビ系)、『2010 FNS歌謡祭 』(フジテレビ系)などの年末特番や歌番組への連続出演で露出も増え、長らくジャニーズタレントの出演がなかった『輝く!日本レコード大賞』の本年度の最優秀歌唱賞受賞。
(以下引用)
近藤が今春より『あの街この街マッチとデート 想い出ツアー』と題した21年ぶりの全国ツアーを敢行し、12月10、11日の武道館公演で千秋楽を迎えた。デビューしてからの懐かしいヒット曲を中心に、レコード大賞最優秀歌唱賞の『心 ざんばら』までを年齢を感じさせないパフォーマンスで熱唱し、たのきんトリオで一緒だった野村義男も同じステージに立ったことも各種メディアで話題になった。
報道陣も入っていたこの両日、ジャニーズ事務所の大先輩であり、取締役でもある近藤の晴れ舞台に花を添えるためか、そうそうたるメンバーが駆けつけた。
10日は、少年隊の植草克秀、元光GENJIの佐藤アツヒロ、V6の長野博、5人になったKAT-TUN、NEWSの手越祐也、増田貴久。11日は少年隊の東山紀之、タッキー&翼の二人、Hey!Say!JUMP、ジャニーズJr.のA.B.C-Zで、いずれも公演後半にステージにあがり、近藤とともに『MOTTO』を熱唱した。
しかし皮肉にも、その日一番の歓喜に包まれ、大声援が起こったのは後輩たちとコラボした瞬間だったという。
「ピンク色のハッピを着たり、マッチのロゴが入った赤いキャップなど、マッチのファンのほとんどは分かりやすい格好をして応援してるんですが、そんな人たちはアリーナの前ブロックと、スタンド前列だけで、あとの客席は静かに座って見てる状態でした」(コンサートに参加したファン)
というのも、当日の観客にはある"しかけ"があったという。
「私はYOU&J(NEWS・関ジャニ∞・KAT-TUNの合同ファンクラブ)の会員なのですが、各ファンクラブの会員に、当日チケット引き換えの招待メールが送られてきたんです。しかも、参加率を考えたのか、都内近郊の人ばかり。でも目当てのジャニタレを見られて、意外と楽しかったですよ」(参加したNEWSのファン)
コンサート当日のTwitterでも、招待で行ってきたという声が多くツイートされ、「初の生マッチさん、おじさん発言ばっかりだった」「まさか亀ちゃんを見れるとは!」「テゴマスが見れただけでも行った甲斐があった」など、中には「あの年なのに、思ったよりかっこよかった」などの発言もあったものの、当時の近藤を知る世代には少しばかり悲しくなるようなものばかりだった。
エンドロールに流れた若かりし近藤の映像と輝かしい受賞暦の羅列に、涙するファンもいたというが、当時の輝いていたマッチと、今の空回りしている近藤のギャップに切なくなる当時からのファンもいたのではないだろうか?
「(ツアーで回った全国で)ぜひ来年も! と言われるけど、もう体力もたないからね。次のツアーはさ来年ぐらいかな」とファンに語っていたという近藤。現役ジャニーズ事務所最高齢の"歌手"近藤真彦がどこへ向かっていくのか、当時のファンならずとも目が離せない。
(引用元:インフォシーク)