KAT-TUN田中聖、ジャニーズ契約解除 度重なるルール違反のため

 人気アイドルグループKAT-TUNの田中聖が、9月30日をもって、所属するジャニーズ事務所との専属契約を解除され、グループを脱退したことがわかった。度重なる事務所のルール違反が原因だという。9日にJ Stormのオフィシャルサイトなどを通じて発表された。
(以下引用)
 サイトを通じてジャニーズ事務所は「度重なる事務所のルール違反行為があったことから、この度、当事務所は、9月30日付にてKAT-TUNの田中 聖との専属契約を解除することといたしました」と報告。今後グループは、田中を除く4名(亀梨和也、田口淳之介、上田竜也、中丸雄一)で活動を継続するといい、「ファンの皆様にはこれまで通りのご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」としている。
 この前代未聞ともいえる契約解除について「事務所から発表があったとおりです」と言葉を寄せた田中は「メンバーには、今まで沢山迷惑をかけてきたのにずっと仲間でいてくれてありがとうという感謝と、申し訳ないという謝罪の気持ちを伝えました」とコメント。タレント活動は続ける意向だといい、「詳細が決まりましたら改めてご報告します」とジャニーズを通じて発表している。
(引用元:インフォシーク)
契約解除の理由について、事務所関係者は「犯罪や法律違反ではない。具体的な内容についてはお答えできない」としたが、今年1月に所属事務所に無断で都内に会員制のバーを経営していたことや、下半身を露出した自身のプライベート写真が一部で掲載されたこと、タトゥーを体に入れていたことなど素行面が問題視されたようだ。

 ジャニーズ事務所所属のタレントが退社ではなく契約解除の処分に科せられたのは07年10月に元「光GENJI」の赤坂晃さん(40)が覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕されたとき以来。このときは、事の重大さや社会的な影響を重く受け止め「解雇」という表現を使用した。今回の田中の行為には事件性こそないものの、事実上の解雇にあたるきわめて重い処分となった。
KAT-TUN田中聖、「ルール違反」で契約解除 ジャニーズ事務所が発表 ORICON STYLE