2011年11月にデビューしたSexy Zoneが、デビュー2年目にして『第64回NHK紅白歌合戦』に初出場することが発表された。同番組の“ジャニーズ枠”をめぐっては、さまざまなうわさが飛び交っていたものの、初出場の最有力候補だったKis-My-Ft2が出場を逃し、09年から4年連続で出場していたHey!Say!JUMPの山田涼介&知念侑李、中山優馬によるユニット・NYCが落選。ダークホースともいえるSexy Zoneの出場決定には、ジャニーズファンからも驚きの声が上がった。
(以下引用)
「ここ数年は、ジャニー喜多川社長のお気に入りメンバーで結成されたNYCが連続出場していましたが、今年はシングルのリリースもなく、事実上の解散状態。目立った活動は7月に1st写真集『COLORS』(ワニブックス)を発売したくらいで、『Myojo』(集英社)のNYCの連載も11月号からなくなったことが、ファンの間で話題になっています。そもそも、NYCは初出場時から『一体誰なんだ』と、批判されながらも出続けていましたから、CD発売もない今年は、さすがに出場を辞退せざるを得なかったのでしょう」(芸能ライター)
一方、Sexy Zoneより先の11年の8月にデビューしたキスマイは、SMAPのバーター作戦が功を奏し、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で冠番組を持つなどテレビ界で大活躍。CDの売り上げも好調で、11月13日発売の「SNOW DOMEの約束/Luv Sick」の初週売上は26.8万枚。活動状況やCD売り上げから考えても、『紅白』出場は妥当だとみられてきた。
そんな中、出場歌手発表日となった25日の一部スポーツ紙が、Sexy Zoneの初出場を報道し、ファンは大騒ぎに。「セクゾは嫌いじゃないけど、なんでキスマイじゃないの?」「セクゾ出すならキスマイも出して」など、不満や批判がネットに噴出。これまでの報道でも候補者としてあまり名前が挙がっていなかっただけに、一騒動となった。
「新曲の初動が20万枚超えしているキスマイに比べ、Sexy Zoneは10月発売の新曲『バィバィDuバィ~See you again~/A MY GIRL FRIEND』の初動が14.5万枚ですから、初出場が疑問視されるのは仕方がないでしょう。しかしSexy Zoneはキスマイと同様にSMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏が管轄するグループですし、ジャニー氏の“スペオキ”(スペシャルお気に入り)こと、佐藤勝利もいます。司会の嵐はジャニーズ事務所副社長・藤島ジュリー景子氏の管轄ですから、Sexy Zoneの『紅白』出場は、三者それぞれに花を持たせるための折衷案だったのかもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)
こうして、司会を務める嵐、SMAP、TOKIO、関ジャニ∞に加え、NYCとスライドする形でSexy Zoneが入り、ジャニーズからは昨年と同じ5組が出場することとなった今年の『紅白』。初出場が決まったSexy Zoneメンバー5人は、25日に行われた出場者発表会見に白いスーツを着て出席。ファンの間では、昨年から始まった松島聡・マリウス葉の衣装格差が心配されているSexy Zoneだが、この日は「多少の違いはあるが、そこまでの格差はなかった」(スポーツ紙記者)という。何はともあれ、大舞台に立つこととなったSexy Zoneには、ファンが満足できるようなパフォーマンスを見せてくれることを期待したい。(
引用元:サイゾーウーマン)